見ざる聞かざる言わざる 「See no evil, hear no evil, speak no evil.」 「不見、不聞、不言」
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ランキングを見て値動きの良い銘柄を見つける |
リアルタイム・ランキングは、仕掛けるタイミングを図るために用いるツールではありません。 リアルタイム・ランキングは、現状最も動いている銘柄(値動きの良い銘柄)を見つけるためのツールなのです。 リアルタイム・ランキングの中から最も値動きの良い銘柄を見つけるためには、「上昇率ランキング」と「下落率ランキング」を見ます。この2つのランキングは株価が大きく動いている(上昇・下落)銘柄が表示されているので、値動きの良い銘柄が一目でわかるのです。 私は、2分に1回はリアルタイム・ランキングを見て、値動きの良い銘柄をチェックしています。それは値動きの良い銘柄を見つけ、仕掛けることによって勝率が上がるからです。 勝率を上げるためには、取引時間中は頻繁にリアルタイム・ランキングを見て、狙う銘柄を見つけましょう。 |
リアルタイム・ランキングの順位について |
リアルタイム・ランキングは、各項目に応じた順位付けを表示しているツールです。 当然、ランキング(順位)を注目すべきといいたいところではありますが、順位は注目するべきポイントではありません。 理由は、下記の図のように、わずかな値幅・値幅率でも上位にランクインすることがあるために順位に注目してもあまり意味がないからです。 順位に注目する時間は、寄り付きからの4~5分間です。理由は、この時間帯に、上昇率ランキングの1~3位くらいまでに、仕手性の強い銘柄や、直近で大きく上昇した銘柄がランクインしてくると、その銘柄に買いが集中し、株価が急騰することが度々あるからです。 よって、それ以外の時間帯は、順位に注目する必要はないといっていいでしょう。 |
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人為的に作った相場で短期間に大きな利益を得ることを目的に、公開市場(株式、商品先物、外国為替等)で大量に投機的売買が行われている銘柄 |
リアルタイム・ランキングで注目するべきポイント |
リアルタイム・ランキングで最も中も注目するべきポイントは、「値幅」と「出来高」と「関連キーワード」です。 まずは「値幅」と「出来高」ですが、上記で説明したように、たとえリアルタイム・ランキングの上位にランクインしている銘柄だったとしても、値幅が小さかったり、出来高が少なかったりすると売買候補銘柄にはなりません。 つまり、順位に関係なく「値幅の大きさ」や「出来高の多さ」に注目することによって、売買候補銘柄を選ぶわけです。 次に「関連キーワード」です。リアルタイムランキングの上位にランクインしている銘柄には何らかの共通したキーワードがある場合があります。 この関連キーワードを見つけることによって、先回りして株価の大きな動きの波に乗る準備をすることができるのです。 |
板は、5分足チャートでは読み取ることができない、「株価(相場)の変化」を読み取ることができるツールです。ですから、5分足チャートを補助するためのツールと考えてください。 板から読み取れることは大きく2つあります。 1つ目は、「厚さ」です。厚さとは、注文数の量のこといいますが、注文数が多い状況を、「板が厚い」といいます。 「売り注文が厚い」といえば、買い注文数に対して、売り注文数が多く出ている状況ということになります。 たとえば、買い板が厚い場合は、「買い手が多く存在する」ということですから、買い手が優勢ということになります。 買い進んでいる投資家がいれば、他の多くの投資家はそれに追随します。よって売り手は押され、株価は上昇します。 下記の板を参照するとわかりますが、板の厚さ薄さで「味方の数」や「体勢の優劣」を読み取ることができます。当然、味方の数が多い方や体勢が優勢な方についたほうが有利です。 |
買い板が厚い場合 |
![]() ①現値は7400円。買い板が厚くなっています。 ②買い手が売り手の陣地を奪い株価が7440円になっています。 |
板から読み取れることができることの2つ目は、「リスク」の予測です。 たとえば、買いを仕掛けた場合、買い板が厚ければリスクが小さく、逆に買い板が薄ければリスクが大きいと予測するのです。 株式投資では、リターンを追い求めることも大事ですが、リスクを抑えることが重要なのです。 板を活用してリスクを予測し、リスクを抑えることができるようになれば、大損する取引が減り、その結果勝率が上がるようになるのです。 |
板からリスクを読む |
![]() 株を7390円で買った場合、上記の板のように、株価が下がったとしても7360円で売れる可能性が高いと読み取ります。 |
板から株価の動き(トレンド・反転ポイント)を予測 |
値動きの「速さ」 |
板を見る上で注目しなければならないポイントは、値動きの「速さ」です。 デイトレードでは数分間の値幅を狙うため、株価の動きが遅い銘柄より速い銘柄に仕掛けたほうが資金効率が良いといえます。 動きの速い銘柄に仕掛けることによって、数分で数万円の利食いをすることが可能だからです。 また、株価の動きが速い銘柄は、板の厚さにムラができます。買い板または売り板のどちらかが薄くなることがあるので、株価の上昇・下落方向が読みやすいというメリットがあります。 |
板の「勢い」 |
板を見る上で注目しなければならないもう1つのポイントは、板に表れている注文を飲み込む「勢い」です。 たとえば、買い板が1万株なのに対して、売り板のどこかに4万株があったとします。買いの方が圧倒的に不利に見えますが、注文を飲み込む勢いがあれば、成り行きの買い注文が増加して、売り注文を飲み込んでしまいます。数秒間で全てを飲み込んでしまうこともあります。 ポイントとしては、株価がほぼ横ばい時や、少し上昇した時です。この時に勢いがつけば、株価が高確率で上昇トレンドになるので、買いを仕掛けるチャンスになります。 |
注文数の「増減」 |
板を見る上で注目しなければならない最後のポイントは、注文数の「増減」です。 板に表れている注文数は、常に変動します。値動きによる、取り消し・指値の変更・新規注文などの理由から、注文数には常に増減があるのです。 たとえば、株価が勢いよく上昇したとします。すると上値で出ていたカラ売りの注文が、踏み上げを警戒して取り消されます。 利食いの売り注文の場合でも、投資家の「もう少し高値でも売れる」という考えから、売り注文が取り消されてしまいます。このような現象が起きると、株価上昇の勢いがさらに増します。 今度は、買いの勢いがなくなったとします。そうすると、売り注文の数が増加していきます。まとまった売り注文が出た場合などは一気に売り注文数が増加します。 このような現象が起きると、株価には上昇の勢いがなくなり、下落に転じてしまうのです。 逆に、株価が勢いよく下落したとします。すると下値で出ていた買い注文の取り消しが増えてしまい、その結果、板が薄くなり、下落の勢いがさらに強まります。 仮に短期間で株価が大きく下落した場合、買い注文が増え始めると同時に、売り注文が取り消され株価が反発し上昇します。 このように、注文数の増減を見ると、株価の方向や反転時期を読み取ることができるのです。 |
板から読み取るポイント |
板の「厚さ」とは? |
板は、5分足チャートでは読み取ることができない、「株価(相場)の変化」を読み取ることができるツールです。ですから、5分足チャートを補助するためのツールと考えてください。 板から読み取れることは大きく2つあります。 1つ目は、「厚さ」です。厚さとは、注文数の量のこといいますが、注文数が多い状況を、「板が厚い」といいます。 「売り注文が厚い」といえば、買い注文数に対して、売り注文数が多く出ている状況ということになります。 たとえば、買い板が厚い場合は、「買い手が多く存在する」ということですから、買い手が優勢ということになります。 買い進んでいる投資家がいれば、他の多くの投資家はそれに追随します。よって売り手は押され、株価は上昇します。 下記の板を参照するとわかりますが、板の厚さ薄さで「味方の数」や「体勢の優劣」を読み取ることができます。当然、味方の数が多い方や体勢が優勢な方についたほうが有利です。 |
買い板が厚い場合 |
![]() ①現値は7400円。買い板が厚くなっています。 ②買い手が売り手の陣地を奪い株価が7440円になっています。 |
板でリスクを把握する |
板から読み取れることができることの2つ目は、「リスク」の予測です。 たとえば、買いを仕掛けた場合、買い板が厚ければリスクが小さく、逆に買い板が薄ければリスクが大きいと予測するのです。 株式投資では、リターンを追い求めることも大事ですが、リスクを抑えることが重要なのです。 板を活用してリスクを予測し、リスクを抑えることができるようになれば、大損する取引が減り、その結果勝率が上がるようになるのです。 |
板からリスクを読む |
![]() 株を7390円で買った場合、上記の板のように、株価が下がったとしても7360円で売れる可能性が高いと読み取ります。 |